7/4 (金) に,流体力学Ⅰ(機械工学科2年次開講科目)の特別講演を実施いたしました.

今年度は,のとじま臨海公園水族館から,平田尚也先生と木森喜大先生のおふたりにお越し頂き,大変貴重なご講演を賜りました.

木森先生からは,ご自身が魚好きになったきっかけから,水族館にお勤めになり,飼育員として業務に携わるようになったキャリアデザインの中で,お考えになられたことや飼育員だからこそ得られるモチベーション,その発見や維持に向けたキーポイントをご指南いただきました.続いて,平田先生からは,能登半島地震で直接,水族館で被災されたときの実体験,ご苦労についてご紹介頂き,被災地でいきものたちと正面から向き合われた思いをお伝えいただきました.

また,最後には,のとじま臨海公園水族館 展示・海洋動物科長の加藤雅文先生に,ビデオでメッセージをお寄せ頂きました.お客様がいる当たり前のありがたさや,「期待の中で,やりたいことと異なることも,乗り越える」というお言葉が,強く心に残りました.

普段の当たり前が当たり前でないこと,地震の被害の中で,いきものと真摯に向き合っておられる3人の先生方の思いについてお話を頂戴させていただき,我々が流体力学や,もっと広範な機械工学を学び,知識を知恵に変えていきながら社会に貢献する方法や意義を,深く考えさせていただく大変貴重な機会を頂戴いたしました.工学はひとの役に立つものを創るための学問,ということを改めて心に刻んだ次第です.

平田先生,木森先生,そして加藤先生には,本当にご多用の中,貴重な機会を頂戴いたしまして,誠にありがとうございました.今後とも大学および研究室へのご指導ご鞭撻のほど,何卒よろしくお願い申し上げます.