KITオナーズプログラム・研究室体験活動

金沢工業大学では,
  ○ 1年次から研究室の活動を体験し,
  ○ 大学院生や学部4年生が推進している最先端の研究に触れる
ことができる「研究室体験活動」をKITオナーズプログラムのなかで実施しています.
https://www.kanazawa-it.ac.jp/kyoiku/honors.html

当研究室でも,本活動の希望者を受け入れています.参加メンバは課外活動として,八束穂の実験室にて,大学院生や4年生と連携しながら研究活動にチャレンジしています.場合によっては外部機関とも連携や交流をしながら,熱流体工学分野の様々な話題に触れられます.

興味・関心があれば,まずは気軽に PI (福江) まで問い合わせてください.

福江研 × 研究室体験活動のテーマ例

なお,研究室全体のテーマについてはこちら

水中で生きる生物の泳ぎの不思議を流体シミュレーション技術で探る

 みなさんにとって水生生物は,水の流れが関係する身近な対象のひとつではないでしょうか.魚は非常に多様な泳ぎ方で,抵抗のある水の中を,それぞれに効率的に泳いでいく工夫を持っています.魚に限らず,エビやカニなど,水中で棲息する様々な生物が,それぞれに特徴的な泳ぎ方で,様々な環境に適合しながら生活しています.これらは新しい,省エネルギの流れの制御技術に繋がるかも知れません.
 そこで,泳ぎ方に隠された自然界の工夫の不思議を探検してみませんか.数値シミュレーションや3Dモデリングの技術を使って,水生生物の泳ぎと流れの不思議を紐解いてみましょう.

身近なおもちゃを流体力学や熱力学で分析する ~竹とんぼ,水飲み鳥~

 わたしたちが小さな頃から触れている様々なおもちゃにも,熱や流れに基づいたものが多くあります.竹とんぼはその代表的なものではないでしょうか.竹とんぼで遊ぶ,ということを少し流体工学的に紐解けば,竹とんぼの軸を手のひらで回して高速で回転させることで,回転翼を高速で回し,揚力を得て飛ばす,ということになります.このメカニズムを,実験やシミュレーションで「見える」ようにしよう,という試みです.竹とんぼの他にも,例えば「水飲み鳥」など,熱や流体が絡む,さまざまな「面白アイテム」の不思議を探ってみませんか.

電気自動車や鉄道車両に実装されるインバータの冷却技術の研究

 電気自動車や電車などは電気で動くので,ガソリンを燃やして走る自動車と違って熱問題なんかない,という風に思われているかも知れません.ところが,実際は熱問題の塊です.シビアな問題の1つは,モータを回すために使う電力に適切に変換するインバータの熱設計です.インバータにはパワー半導体という,電力を変換できる半導体素子が使われますが,大電流を扱うこともあって非常に大きな熱を持ちます.これを冷却し,温度管理することが,環境性能に大きく影響します.バイオミメティクスをはじめとする様々なアイディアを駆使して,次の環境共生型ビークルの冷却を考えましょう.

そのほか

 上記はテーマの一例で,「こんなことをやってみたい」など,興味のある事柄があれば,ぜひ聞いてみてください(研究室の専門の範囲内で取り組めるかどうかを議論した上で,チャレンジできるかも知れません).

具体的には

  • 受け入れが決定したら,PIと議論の上,実際にチャレンジ or 体験してみるテーマを決定します.
  • プログラム開始前に計画書を作成・提出します(毎学期,活動開始前に必要です).
  • そのうえで,体験活動がスタートします.活動は,4年生や大学院生が研究しているように,研究室の実験系や計算機を直接活用してもらいながら,興味のある課題にチャレンジしてもらいます.
  • 活動は,実際に八束穂の研究室や実験室で,課外活動(正課の時間外)として実施します.活動時間や活動計画は,PIや,関係する先輩の日程も考慮してスケジューリングしましょう.
  • 時間が合えば(講義とバッティングしていなければ),研究室のゼミにも参加可能です.各種学協会が主催する学会やシンポジウム,勉強会にも,興味があれば積極的に参加してもらえればと思います(過去には研究室体験活動の成果を学会発表した先輩もいます).
  • 学期終了後に活動の成果を纏め,報告書を提出します.

注意点

※ 研究室体験活動については大学からのアナウンスに注意ください.
※ 受け入れについては,申込み後に面接を行い決定します.
※ 体験の際には研究室の機密保持にご協力頂きます.
※ そのほか,詳細は受け入れ時(面接時)に説明します.